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脳神経外科 専門外来のご案内

1) てんかん専門外来

診察日:水曜日 午前

  • 薬剤抵抗性難治性てんかんの患者さんは約30%いらっしゃいます。その中で種々の検査を行い、てんかんの焦点が手術可能であれば当院では積極的にてんかんの外科治療を行っております。担当する医師は日本てんかん学会の専門医であり、指導医でもある院長の堀 智勝が祖母井医師と共同で診療にあたります。当院では長時間ビデオモニタリング(主として短期入院検査)、及び睡眠てんかんが疑われる場合には終夜睡眠ポリグラフィも施行可能です。 また必要があればSPECT、PETなどを関連施設で施行し、最終的には硬膜下電極あるいは深部電極をてんかん焦点周囲に留置してビデオモニタリングを行います。詳細については堀著の難治性てんかんの外科治療(創風社)をご参照ください。てんかんの手術で超音波による焦点のソニケーションが有効です(この治療は新百合ヶ丘総合病院にて可能です)。

2) 物忘れ外来、(物忘れドック)

診察日:火、金曜日 午前

  • 最近著明に増加している認知症は、認知症として発症する約20年前から脳に有害物質が貯留して、一定の限度を超えると物忘れが目立ち、軽度認知障害(MCI)として診断することができます。当院ではこの軽度認知障害をタッチパネル方式で検査してスコアを出すシステムを導入しております。通常の血管障害などの異常がないかを調べるMRI、MRA検査に加えてVSRADという側頭葉の萎縮を検査することも可能です。その他に血液検査を行いアルツハイマー病の感受性遺伝子検査、さらにADAS-JCogという認知機能の検査も施行可能です。すべての検査を含めてドックですと7万円頂戴しております。 また、保険診療の範囲内でも認知症が疑われた場合には種々の検査を行うことが可能です。 また当院でMCIあるいは認知症と診断された場合には、有効と思われるフェルガードというサプリメントの臨床治験も行っております。もちろん保険の範囲内で有効と思われる薬剤も処方させていただき、なるべく在宅で患者さんが暮らして頂くように配慮させていただきます。物忘れ外来の担当医は院長の堀 智勝(認知症専門医、指導医)と祖母井 龍が受け持ちます。

3) 痙縮(手足のツッパリ)、および顔面けいれん、三叉神経痛(顔面の痛み)専門外来

診察日:水、金曜日 午前

脳卒中の後遺症や、脳性まひの患者さんは手足の痙縮(ツッパリ)で困っておられる患者さんが少なくありません。現在ではボトックスという薬でこの痙縮を軽減し、直後からリハビリを行うことによって随分患者さんに喜んで戴いております。当院の院長である堀 智勝医師は痙縮に関しては神経縮小術(フランス、リオンで習得)、選択的後根切除術、さらにバクロフェン注入ポンプの埋め込みなど手足のツッパリに対してのあらゆる治療を行って参りました。また片側顔面けいれんや三叉神経痛(顔面の痛み)は手術による圧迫血管の減圧術が有効ですが、短期間顔面けいれんを抑えるにはボトックス治療が有効です。三叉神経痛(顔面の痛み)に関しても手術による血管減圧術も有効ですが、痛みを麻酔するようにとる治療として高周波電気針治療が欧米では盛んに行われております。堀医師は日本では数少ない高周波電気治療の専門家でもありますが、すべての治療に精通しており患者さんとよく相談して治療を選択して、施行いたします。専門外来の担当医は院長の堀 智勝(ボトックス治療学会会員)と、祖母井 龍が受け持ちます。

難治てんかんの外科治療

てんかんの患者さんの中には、抗てんかん薬を内服されていても発作が頻繁におこり日常生活に支障をきたす方がいらっしゃいます。そういった「難治てんかん」の患者様の中には、脳外科の手術で症状が改善される方が少なくありません。
当院では、てんかん焦点の部位が脳のどこにあるかを同定する検査の他、手術中にも脳機能を確認する様々な検査を行いながら(モニタリング)、後遺症を残さずにてんかん発作を改善させる手術治療を積極的に行っています。

左高周波電気治療(percutaneous radiofrequency Gasserian ganglion coagulation)、右血管減圧術