東京脳神経センター病院 地域連携について

地域連携パスの運用

森山医会では、脳卒中連携パスおよび大腿骨頚部骨折の2つのパスを運用し、地域完結型の切れ目のない医療を提供しています。 脳卒中の治療は、発症直後の急性期から回復期、維持期まで地域で一貫した医療が求められます。森山医会で運用されている脳卒中地域連携クリティカルパスをもとに区東部属する医療機関に呼びかけを行いパスの連携を図るべく、平成20年2月22日に第1回区東部脳卒中医療連絡会が執り行われたのが発端です。都市部ではリハビリ病院のベッド不足が問題になっており、急性期病院との数のバランスはいまだにとれていないのが現状です。しかしながら、パスを利用し、同一地域の医療圏で急性期と慢性期の連絡を密に図ることによって、無駄がなく適切で質の良い医療を受けることにつながります。

区東部脳卒中地域連携パスの協力病院は、まず、急性期対応の医療機関として森山記念病院、東京臨海病院、東京都立墨東病院。そして、回復期対応の医療機関として東京脳神経センター病院、東京都リハビリ病院、江戸川病院、鈴木病院、鈴木リハビリ病院の連携が確立されています。病院は連携パスに患者さんの意識レベルや手術方法、看護必要度、合併症、患者さんやご家族のニーズ、リハビリ進行具合を記入し情報を共有し、お互いに必要十分なデータをやりとりすることが可能になっています。 地域の病院同士がパスをひとつの道具として使用することによって急性期から維持期まで一貫した切れ目のない質の高い医療が提供され、少しでも早く機能、能力を改善し在宅に戻れるようにしたいと考えております。また将来的には、老人保健施設やかかりつけ医への有効な情報源としての活用も視野に入れています