てんかん専門外来 | 診療科・部門紹介

てんかん専門外来の特徴

診療風景

薬剤抵抗性難治性てんかんの患者さんは約30%いらっしゃいます。その中で種々の検査を行い、てんかんの焦点が手術可能であれば当院では積極的にてんかんの外科治療を行っております。担当する医師は日本てんかん学会の専門医であり、指導医でもある院長の堀 智勝が診療にあたります。当院では長時間ビデオモニタリング(主として短期入院検査)、及び睡眠てんかんが疑われる場合には終夜睡眠ポリグラフィも施行可能です。 また必要があればSPECT、PETなどを関連施設で施行し、最終的には硬膜下電極あるいは深部電極をてんかん焦点周囲に留置してビデオモニタリングを行います。詳細については堀著の難治性てんかんの外科治療(創風社)をご参照ください。てんかんの手術で超音波による焦点のソニケーションが有効です(この治療は新百合ヶ丘総合病院にて可能です)。

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難治てんかんの外科治療

  • 難治てんかんの外科治療

    てんかんの患者さんの中には、抗てんかん薬を内服されていても発作が頻繁におこり日常生活に支障をきたす方がいらっしゃいます。そういった「難治てんかん」の患者様の中には、脳外科の手術で症状が改善される方が少なくありません。 当院では、てんかん焦点の部位が脳のどこにあるかを同定する検査の他、手術中にも脳機能を確認する様々な検査を行いながら(モニタリング)、後遺症を残さずにてんかん発作を改善させる手術治療を積極的に行っています。

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治療方法

高周波電気治療(percutaneous radiofrequency Gasserian ganglion coagulation)、血管減圧術

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診療日について

堀院長の外来日に行っております。診察の際、お申し出下さい。
診察日:毎週水曜日、金曜日

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医師紹介

  • 堀 智勝
    堀 智勝
    役職 森山脳神経センター院長
    学歴 昭和43年 東京大学医学部 卒
    経歴 虎の門病院 脳神経外科
    東京大学医学部附属病院 脳神経外科
    東京警察病院 脳神経外科
    昭和48年 東京大学医学部附属病院 助手
    昭和52年 東京都立駒込病院外科 医長
    昭和56年 鳥取大学医学部鳥取大学医学部付属脳幹性疾患研究施設脳神経外科部門 助教授、昭和59年 教授
    昭和60年 鳥取大学医学部鳥取大学医学部付属脳幹性疾患研究施設 施設長、鳥取大学医学部鳥取大学医学部付属病院 材料部長・手術部長
    平成10年 東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科学主任教授
    平成20年 脳神経センター長
    平成21年 森山記念病院 名誉院長、東京女子医科大学非常勤嘱託(外来診療)
    資格 日本脳神経外科学会専門医/日本てんかん学会専門医/日本頭痛学会専門医/日本脳卒中学会専門医/日本認知症学会専門医・指導医
    /日本神経内視鏡学会専門医/日本リハビリテーション医学会認定臨床医/東京女子医科大学脳神経センター脳神経外科学主任教授/その他多数